明るく・楽しく・主体的に進める業務改善
日本企業、とりわけ製造業を取り巻く厳しい環境は、いまだ回復の兆しを見せていません。経済活動全体が停滞する状況下で、企業は売上を伸ばすことが難しくなり、コスト削減などの業務改善に取り組む企業が増えています。
このたび、「明るく楽しいものづくり・人づくり」で現場改善のコンサルティングに従事、また静岡大学客員教授として教鞭をふるう「関ものづくり研究所の関伸一氏」と、現場の自発性・主体性を重視した業務改善を支援する株式会社カレンコンサルティングとのコラボレーションセミナーを開催いたします。
『IT活用で明るく楽しいものづくり・人づくり』
リーマンショックから立ち直ろうとしていた矢先に起きた3.11東日本大震災と原発事故。6重苦、7重苦と言われるように日本のものづくりを取り巻く環境は厳しいものがあります。
しかし、それらを理由にしていたって先には進めません。日本ならではの“ものづくり遺伝子”で、世界中から「高くてもいい、お願いだから売って欲しい」と言わせる製品を開発し、日本国内で高効率・高品質に作り込み、世界市場に打って出る。これこそが正しいグローバル戦略です。
それを実現するのはTPD(全社的製品開発)です。3D-CADデータを共通言語にし、ITをフル活用して部門の垣根を越え全社員が製品開発に参画寄与する。その考え方と実例を紹介します。
『”見える化”と”言える化”による強い組織づくり』
「わが社は可視化(見える化)ができています」。あなたは自信をもって言い切れますか?
内部統制やISOが浸透し、今や業務プロセスに限らず、可視化ができていない企業は少なくなりました。それにも関わらず、「現場はいつも忙しい」 「ミス・トラブルが後を絶たない」という声がいまだに聞こえてきます。可視化が形式的なものであっては、十分に価値を発揮できません。「現場では以前から問題を認識していた」とならないように、「おかしいことがおかしいと言えない」現場の組織体質が変わらないと、問題が見えていても解決できない組織のままです。
“見える化”と“言える化”を同時に進め、現場が主体的に動ける改善を支援するカレンコンサルティングが、基本的な考え方と仕組みの作り方を事例を交えてお伝えいたします。
■対象
・原則、管理職以上
・現場の改善推進者・業務改善推進者
・改善で悩んでいる責任者
・腹くくりができる本気の経営者・役員
■セミナー内容
受付:13:00~13:30 (13時00分 開場)
セミナー:13:30~17:00
セッション1:13:30~14:50 関ものづくり研究所
代表 関 伸一 氏
『どうする?これからの日本のものづくり
~IT活用で明るく楽しいものづくり・人づくり~』
【アジェンダ】
①ものづくりの要素と資格
②正しいグローバル戦略とは?
③TPD(全社的製品開発)の考え方
④事例紹介:ローランドDG社「デジタル屋台」他
⑤POP(生産時点情報管理)による明るく楽しい現場構築
⑥関流プロジェクトマネジメント
セッション2:15:00~16:20 株式会社カレンコンサルティング
代表取締役 世古 雅人
『現場が主体的に始める業務改善
~”見える化”と”言える化”による強い組織づくり~』
【アジェンダ】
①“動きたくない現場”と“動きたいのに動けない現場”
②改革のハード(プロセス、モデリング)とは何か
③改革のソフト(組織風土、コミュニケーション)を重視する意味
④“見える化”と“言える化”
⑤強い組織づくりと人づくり
⑥ITツール(iGrafx)と事例紹介
質疑応答・アンケートご記入:16:30~ (17時閉場)
■開催概要
・日時:2013年3月6日(水) 13時半~17時(開場/受付:13時~、閉場:17時)
・会場:株式会社サン・プラニング・システムズ 本社 セミナールーム
※:東京都中央区新川 1-21-2 茅場町タワー12階
(東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町駅4番b出口」から徒歩10分、東京メトロ 半蔵門線「水天宮前駅2番出口」から徒歩9分)
・主催:関ものづくり研究所 、 株式会社カレンコンサルティング
・後援:株式会社サン・プラニング・システムズ
■セミナーの様子